A ブルガリアの聖地“バラの谷”

ブルガリアローズの故郷、それはブルガリアの中央部に広がる“バラの谷”にあります。バルカン山脈とスレドナ・ゴラ山脈に挟まれた盆地で「清らかな水」「温暖な気候」「保水に優れた土壌」など、バラの栽培に最も適した条件が揃っています。

全長120キロにも及ぶこの谷では、毎年5月下旬から6月上旬にかけて数十万本ものバラが一斉に咲き誇り、谷全体が芳しい香りに包まれます。可憐でありながら生命力に溢れたブルガリアローズを育むのは、雄大な自然と降り注ぐ太陽の恵み。人々は“神様からの贈り物”と敬い、いつしかバラの谷は聖地となりました。

秘話 A バラの谷のキャラバン伝説
【バラに託した娘の恋心】

いまから400年程前。北の山からやって来たキャラバン隊の青年にダマスク地方の娘がひと目惚れしました。仕事を終え故郷に帰ることになった青年に、娘は愛を込めてバラの花束を手渡しました。

「一緒に行くことはできません。このバラを故郷の地に植え、私のことを思い出してくれたらどんなに嬉しいでしょう」という言葉を添えて。このバラを植えた場所こそ、バラの谷の中心地カザンラック市だと言われています。聖地となったバラの谷には、愛を告げた娘の情熱も宿っているのかも知れません。

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